吾野宿の古民家が建ち並ぶ通り。たくさんの名所があるトレッキングコース。

東郷平八郎元帥ゆかりの公園。清流の川辺ではバーベキューや川遊びができます。また、初夏には野生のホタルも観られます。

【 吾野宿の歴史 】

平安時代、すでに武蔵野国国府が東京府中と現在の知々夫(秩父)に国府を置いた為に、秩父街道が山岳宗教関係者らにつかわれ、吾野も利用されたと思われます。

 

その後、鎌倉時代になると武蔵武士の活躍があり、この坂石の地も頼朝の御家人として

源平合戦一ノ谷の戦いで平氏の大将、平忠度(たいらのただのり)の首をとり「忠澄の勇」として讃えられた岡部六弥太忠澄(おかべろくやたただずみ)の領地となりました。

 

さらに江戸時代、徳川幕府編纂の「新編武蔵風土記稿」によると、元禄13年(西暦1700年)

坂石村から分郷して、民家29戸秩父街道に沿って生活し、馬継ぎの宿場なれば町分と称するとあります。秩父街道の中心は大宮郷であり、江戸に向かう場合は起点でもありました。秩父観音参り、秩父三山(秩父神社、宝登山神社、三峯神社)参りの道として、また、秩父絹商取引の道として利用されました。

 

さらに、この道に沿う高麗川によって吾野の材木は「西川材」として江戸へ運ばれました。

栄えたときは商店も多く、正月には三河万歳、座敷万歳、角兵衛獅子、瞽女(ごぜ ※目の不自由な女の人)三味線唄、ヨカヨカ飴売り夫婦が来ました。今、ほとんどの家は、一度も途絶えることなく、人々は先祖伝来の土地に住み続けています。

【 古民家 】

秩父街道の宿場町として栄えた吾野宿は、大正期の古民家が建ち並んでいます。

歴史ある吾野宿は、平成23年度に埼玉県景観モデル地区に指定されました。

【 西川材(間伐材) 】

吾野一帯に広がる杉・ヒノキの樹林は、西川材の産地です。

この西川材は、かつて供給先の江戸で吉野材に匹敵する良質材と評価を受けていました。現在では、その間伐材を使って、たくさんの芸術作品を作っています。

吾野宿に設置されている看板やベンチも西川材で作られたものです。

【 川遊び&バーベキュー 】

清流を楽しみながらバーベキューができるスポットがあります!

浅瀬では、子供たちも安心して遊ぶことができます。

【 ホタル観賞 】

吾野周辺の清流には、6月下旬~7月上旬にかけて源氏ホタルが見られます。

吾野COMハウスにて ホタル観賞会 も行っております。

【 トレッキング 】

吾野の山には、たくさんの名所があり、それらを周るコースがいくつかあります。

詳しくは、トレッキングコース をご覧下さい。

森林文化都市

- Hanno -

飯能。いい塩梅。

(飯能市観光協会)

 

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